コース案内

カリキュラムの特色

TOMONI日本語学校のカリキュラムの特色は以下の３つです。

（１）日本語のレベルアップと連動した自分自身の成長

初級→中級→中上級→上級と、日本語が上達していくにつれ、みなさんの視野や考え方がだんだん広がっていくように構成されています。卒業後、大学・専門学校・仕事の場で活躍できるようみなさん自身が成長していけるということを大きな目的にしています。
初級：“地域を知る”――日本語を学ぶ学校のある地域について知り、日常のことを日本語で理解し、自ら表せるようにします。
中級：“日本を学ぶ”――日本や日本の人々について学び、理解するとともに、それについて意見を述べたり書いたりできるようにします。
中上級：“自国と日本を考える”――自分の国と日本の様々な面について比較し、考え、両国を客観的に見る目を養います。
上級：“世界へ巣立つ”――世界で問題になっている様々なテーマについて知り、考え、自らの意見を持つことで、世界規模で物事を見る広い視野を身につけます。

（２）希望進路に応じたクラス選択

中級段階から、「大学進学」「専門学校進学」「就職」という将来の希望進路に合わせてクラスを選択できる授業を設けています。 特に、中上級レベルの「キャリアデザイン」という授業では、クラスを選択した上で、それぞれの進路に必要な知識や日本語力（例えば、大学・専門学校進学なら志望理由書の書き方や面接練習、就職なら日本の企業文化やビジネス日本語）を集中して身につけます。

（３）地域との深いつながり

初級段階から各レベルで地域と関わる授業を設け、学校内という閉ざされた空間の中だけで日本語を学ぶのでなく、地域の人々とのつながりの中で、日本語も自分自身も成長していくということを重視しています。 「春の収穫祭」「秋の収穫祭」「TOMONI祭」などの行事の他、上級レベルでは、学校のすぐ隣の小学校や、協定を結んでいる高校の学生たちの前で発表し、話し合って、互いに多文化への意識を高めていきます。

コース案内

総合2年コース（毎年4月入学・第1部（午前クラス））

日本語を基礎から学び、２年の間に初級→中級→中上級→上級と、少しずつ日本語の力を上げていって、日本語能力試験（JLPT）Ｎ１合格・日本留学試験（EJU）280／450点以上・ビジネス日本語能力テスト（BJT）480点以上を目指すコースです。じっくり時間をかけることで、必要な日本語を確実に身につけていくことができます。

総合1年6か月コース（毎年10月入学・第2部（午後クラス））

すでに母国で初級の勉強がほぼ終わっている人を対象として、１年半の間に中級→中上級→上級と、効率よく日本語の力を上げていき、日本語能力試験（JLPT）Ｎ１合格・日本留学試験（EJU）280／450点以上・ビジネス日本語能力テスト（BJT）480点以上を目指すコースです。今まで学んだ日本語の力を生かし、必要な日本語を短期間で身につけることができます。

時間割

休日

土曜日と日曜日及び国民の休日
長期休暇　春休み（約3.5週間）　夏休み（約3.5週間）　秋休み（約2.5週間）　冬休み（約2.5週間）